JR東日本 24年春ダイヤ改正詳報その5 新潟地区篇

2023年12月19日2024年4月26日未分類

JR東日本の2024年春ダイヤ改正のうち、新潟地区のダイヤ改正を見る。なお、新幹線については基本的にはこちらを参照。
2024年3月ダイヤ改正について(新潟支社)

1.上越新幹線最終繰り上げと接続改善

上越新幹線の下り新潟行き最終電車は東京21:40発（長岡23:30着・新潟23:52着）から、東京21:20発(長岡23:02着・新潟23:25着)に繰り上げとなる。繰り上げ理由自体は作業時間確保ではあるのだが、長岡・新潟両駅での接続を改善する(現在の最終列車であると長岡・新潟駅で接続する在来線列車が一切ない)。
長岡駅ではダイヤ改正後、信越線新潟行き・柏崎行きに接続する。新潟駅では新発田行き・新津行き・吉田行きに接続する。
なおこのほか、在来線同士などで、新潟駅・新津駅・東三条駅・吉田駅で接続を改善する。

2.在来線関係

2.1.日中時間帯の白新線・越後線直通
白新線から越後線方面に2本、越後線から白新線方面に3本新規に直通運転を実施する。
2.2.越後線のパターンダイヤ強化
越後線：新潟ー内野間の毎時3本の昼間パターンダイヤについて、10~14時台は新潟発は01・21・41発、内野駅発は11・31・51発にそろえる(それぞれ10本程度で1~3本の時刻変更がある)。
2.3.白新線の昼間ダイヤ見直し

1往復が豊栄－新発田間を延長する一方で、新潟ー豊栄間で1往復削減される。
昼間パターンダイヤを崩すのに関してはあまり納得したくないが、新発田発着が毎時1本程度確保できるのであればまだいいのだろうと思われる。
また、新崎7:51発新潟行きは土休日運休に変更となる。
2.4.磐越西線との直通削減
磐越西線からは朝6本の新潟行き・昼間の2本の新潟行き(五泉・津川発)・夜の新潟行き(馬下発)がある。また、新潟発の磐越西線直通列車は、朝3本・昼間2本(五泉・馬下行)・夜の3本(馬下・会津若松・馬下行)がある。このうち昼間の津川発・夜の馬下発、及び昼以降の馬下行3本が新津乗り換えに変更、磐越西線内は4両から2両に変更となる。