JR九州 24年春ダイヤ改正詳報
JR九州のダイヤ改正は思ったより小幅である。
2024 年春ダイヤ改正
・九州新幹線はみずほ603号が久留米駅に新規停車する改正を実施するのみである。今や(下りに関しては)久留米停車は通過するみずほと半々になった。
・福間駅に停車する博多行き特急が3本追加される
・大分からの最終ソニック60号の運転時刻を繰り上げて、福岡市営地下鉄(24:07発筑前前原行最終)への接続を図る
・長崎本線の特急列車の接続を改善する
かもめ14号は武雄温泉に9:45に到着すると、佐世保からのみどり14号博多行きに接続する。ただ、同列車の混雑緩和尾を図る目的で、かもめ14号の時刻を繰り上げ(武雄温泉9:39着)、リレーかもめ14号(武雄温泉9:42発)を別に仕立てることになった。現行みどり14号は16号に繰下げとなって運転される。
また、佐賀始発のかささぎ204号(7:29発)は前後10分以内に別に特急列車があるため、取りやめになる。代わりに、かささぎ204号(肥前鹿島始発・佐賀7:37発)は増結される。
・日豊線朝夕の特急ひゅうがが減便となる
延岡駅朝の特急ひゅうが5本中、1本が運転取りやめになる。
宮崎駅深夜帯の最終特急ひゅうが18号(宮崎23:19発)が取りやめになり、延岡までの最終が繰上げになる。
・なお、西九州新幹線、九州新幹線共に増便・減便はない
次に普通列車である。増便する気は一切ないぞと言わんばかりに利用状況の表が載っている。2019年度より大幅に減便しているのによく耐えている方であると思わないのだろうか。
・ただ、日中の区間快速のうち片方を折尾~羽犬塚間快速とし、折尾~海老津間に普通電車を増便する。図表として記載すればこうなる。
本当にこれで満足いく列車本数7日は考え物であるが…
通勤時間帯は2023年6月1日に臨時ダイヤを設定している(リリース)。これらについても記載がある。
福間7:08発南福岡行快速9121Mはそのまま定期列車化され、毎日運転となる。
南福岡8:05発吉塚行普通9122Mは福間行に延長運転され、毎日運転となる。
福北ゆたか線(篠栗線)は長者原始発の普通電車を朝1本追加する。
夕方の鹿児島本線は
・荒尾17:28発鳥栖まで快速・海老津行と荒木18:01発快速門司港行があるが、現在博多方面への先着の為には久留米駅での乗り換えが発生していた。そのため、合併して荒尾17:32発快速門司港行とする。
・博多駅からの19時・20時台の久留米方面は快速の行き先を延長する。
深夜帯については増車の他、乗り継ぎ可能のための日豊線最終列車の繰り上げ及び、鹿児島線の行き先短縮が行われる(荒木行が1駅手前の久留米止めになる)。
長崎線では江北から肥前鹿島方面で、2時間近く運転間隔があく箇所に増発がある。現行だと21:14発と23:01発と離れているが、ここに22:03発が増発される、そしてこれは12月20日からダイヤ改正日まで臨時列車として運転を開始する。
・D&S列車は減便等が実施される。
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