JR津山駅でICOCAの利用開始!24年夏から

2024年4月26日ICカード関係

JR西日本中国統括本部岡山支社は24年夏から津山線津山駅でICOCAが利用できることを発表した。
2024年夏 津山駅で「ICOCA」がご利用いただけるようになります!

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▲津山駅(バスターミナルの屋根が大きい)

利用可能になるのは津山線津山駅のみで、津山駅では定期券の設定はない。
途中の備前原~津山口間はやはり利用ができないままである。
画像を見る限り設置されるのは簡易改札機となる。
利用可能になるまでの期間が結構短い(約半年)のと、夏開始は結構珍しいと言える。

このほかのICカード利用可能に関する報道は下記の通り。


2024年春:山形県エリア(仙台エリアに接続:かみのやま温泉~山形~村山、山形~寒河江)
同:Kitacaエリア(函館エリア、岩見沢~旭川)
同:伊賀鉄道
2024年度中(2025年春):SUGOCA佐世保エリア(独立:佐賀~江北、江北~佐世保)
2025年春:Suicaエリア(大糸線:松本から穂高まで・篠ノ井線・信越本線:松本から長野まで)


ここで気になるのは「津山線津山駅」という記載である。ICOCAの本則上、実乗車経路に関わらず最短経路で運賃を計算するとされている。これは大阪近郊区間でなくても同様であり、例えば丹波口~山陰線~和田山~播但線~姫路~山陽・東海道線~京都のような乗り方の場合、初乗り運賃が引き落とされることになる。

例えば姫路から津山まで乗るとしよう。本数が多い岡山経由の山陽本線・津山線ルートは2640円(147.3km)であるのに対し、佐用経由の姫新線は1690円(86.3km)である。この辺りの計算方が気になるところである。