JR東日本 23年春ダイヤ改正詳報 ③（大宮・高崎・水戸支社篇）

2022年12月19日2024年4月26日未分類

2023年3月ダイヤ改正について(大宮支社)
2023年3月ダイヤ改正について(高崎支社)
2023年3月ダイヤ改正について(水戸支社)

1.新幹線の所要時間短縮
上越新幹線について7分、北陸新幹線について2分の時間短縮となる。東京ー新潟は最短1時間29分、東京ー金沢は2時間25分となる。

2.上越新幹線のE7系統一
追加で6編成投入されて、すべてE7系になるが、グランクラスにつきアテンダントの乗務はない。グランクラスのブランディングとしての疑義についてはよくJAL国内線のファーストクラスと比較して批評されることがある(深くは立ち入らない)。

3.高崎線特急の改変
①列車について
651系を置き換えてE257系のリニューアル車両が導入される(窓側にコンセント設置)。
②特急草津について
名称が「草津」から「草津・四万」に変更されたうえで、
土休日の草津32号の時刻が変更される(下線部が変更される列車時刻)
現行ダイヤは長野原草津口12:05、13:07、15:43発に対し
改正ダイヤは長野原草津口13:07、14:06、15:43発となる。
(※号数も合わせて変更)
③特急あかぎ・スワローあかぎについて
平日の特急スワローあかぎの名称をあかぎとし
土休日の特急あかぎ号も「新たな着席サービス」、つまり他の特急列車より廉価・車内購入は260円増し・通年同額・全車指定席・自由席の代わりに座席未指定券が発見される、という仕様になる。
④平日「あかぎ(旧スワローあかぎ)」の運行短縮
上野18時発あかぎ1号は行先が本庄から鴻巣になる
上り最終のあかぎ8号は高崎発から本庄行になる

4.日光・鬼怒川方面特急の改変

内容としては
現行
日光1往復、きぬがわ3往復
改正
日光1往復、きぬがわ1往復、臨時計で日光2往復、きぬがわ3往復
夕方の下り、朝の上りをなくして観光需要により特化する
といったところであろう。

5.両毛線高崎～前橋間の運行見直し
下り前橋行は4本廃止、4本が高崎乗り換え
上り上野方面は2本廃止、2本が高崎乗り換え
となる。
高崎駅から前橋方面のものを例示しておく。

6.常磐線特急の改変
①ひたち号上野始発の廃止
上野9時発のひたち5号が平日も品川始発になる
残りの常磐線特急の上野発着は
上野8時30分発ときわ53号(平日)
上野7時37分着ときわ54号(平日)
のみとなる。
②柏に全ての「ときわ」停車
上り品川方面のときわは柏駅の停車が9時台からだったところ、朝の52~58号4本を停車させる
下り高萩方面のときわ81号が通過になっていたところを停車させる

7.常磐線普通電車の増強
①土浦20:58発の上野行が品川まで延長される
②土浦ー品川の6往復の電車が10両編成から15編成に増強される。

8.始発終電付近の変更
①高萩駅からの小山行廃止
高萩駅4~5時台の上野行3本が、水戸止め2本に
6時02分発の小山行が品川行に変更される。
②下りの終電付近変更&終電繰り上げ
～勝田駅　終電付近(改正後時刻で表記)～
21:32発　いわき行最終（水戸発）
21:40発　大津港行最終（水戸発）
23:13発　高萩行（運転取りやめ）（上野発）
23:41発　高萩行最終（上野発→水戸発に変更）
上野駅の21時台もこれに合わせて整理されることになる。

9.常磐線ワンマン運転実施
水戸～いわき間でワンマン電車が始まる。5両編成のみで、ドア乗降は変わらない

10.水郡線増発
①水戸駅17時24分発常陸大宮行が毎日運転になり、平日は両数を+1両で3両とする
②常陸大宮18:13発水戸行が増発となる。(同時刻帯の常陸太田発水戸行は上菅谷止めとなり左記列車に乗り換えとなる)