【Osaka Metro】時刻表デザインの話(後)

2024年4月26日未分類

前編

前編ではマルコマークばかりの大阪市交通局時刻表表紙デザインを見てもらった。では後編。どの路線が変わったのか。以下の通りである。

4.中央線
2021年以降発行のものは24956Fの写真に。行先は白紙。マルコマークが映らないように撮影したように工夫しているように見える。全駅で更新されている。
P.ニュートラム
2021年以降発行のものは200系車両が複数編成並んでいるものに変更されている。現状まだ一部の駅でのみの更新となっており、もはや引退した100A系表紙の時刻表も現存している(ダイヤ改正ではないため在庫切れから順々に更新とみられる)。

少し注意が必要なのが、これら2路線は2021年7月1日発行となっているが、それだからといって他の路線でもこの日以降時刻表表紙が更新されたというわけでもないのである。
例えば前編で示した画像には2022年1月1日発行御堂筋線天王寺駅時刻表は旧のデザインのままであるということである。

また、時刻表表紙の更新は今回が初めてではないということである。御堂筋線では、10系の、中央線では20系の画像が使われていたこともある。

なお、それぞれ遅くとも

四つ橋線時刻表での新20系写真は平成8年10月26日改正から
千日前線時刻表での新20系写真は平成8年4月27日改正から
長堀鶴見緑地線での70系写真は平成9年8月9日改正から
今里筋線での80系写真は平成18年12月24日開業から
使われていることがはっきりしている。

また、時刻表右下に発行日が書かれるようになったのは平成23年9月4日以降、平成24年4月1日までの期間である。

大阪市交通局の時刻表ではネタがまたあれば書きたいと思います(完)