京阪電車、ダイヤ改正の詳細発表 【2021年9月実施】
京阪線は20日来る9月25日のダイヤ改正の詳細ダイヤを発表した。
ニュースリリースはこちら
https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2021-08-20_keihan-diagram.pdf
過去の考察は以下、
同日のニュースリリースで、ダイヤ改正日から列車走行位置がブラウザで提供されることが発表されたほか、9月4日以降の土休日で一旦プレミアムカー券の発売が中止されることとなった。ダイヤ改正以降快速急行にプレミアムカーが設定されるためこの辺りの処遇が気になるところである。
時刻表の掲出は8月24日、ウェブ検索は27日頃の対応である。
I.京阪線(本線、鴨東線、中之島線、交野線、宇治線)
0)合計の運行本数
平日は約15%減、土休日は約20%減となる。
1)昼間時間帯
京阪本線は15分ヘッドでのダイヤとなる。
例示された時刻によると1時間当たりの運転本数はこのようになる
普通: 中之島ー萱島間 2本 中之島ー枚方市間 2本
交野線、宇治線:それぞれ4本
参考現行ダイヤ
特急: 淀屋橋ー出町柳間 6本 (プレミアムカー連結)準急: 淀屋橋ー出町柳間 6本普通: 中之島ー萱島間 2本 中之島ー枚方市間 4本交野線、宇治線:それぞれ6本
現行ダイヤと異なる点として、京橋ー枚方市間で先着する列車が現行の特急のみから特急、快速急行、準急の毎時10本に増える。(すなわち香里園などでの追い抜きが行われない)
また、特急、快速特急の所要時間が1分程度短縮することになる。
深夜帯プレミアムカーサービスを停止する列車に関しても明示が行われた。
快速急行停車駅(守口市、寝屋川市、香里園)にもプレミアムカーの料金が設定された。
2)夕ラッシュ時間帯、深夜時間帯
既報の通り運転本数を軒並み減らすことになる。
3)最終列車
こちらも既報の通り20分程度の繰り上げとなる。
4)初発列車
現行の淀屋橋の一番電車が中之島発着となる。(淀屋橋駅の始発は30分繰り下がる。)
定期券利用者には基本的に影響がない設定であるほか、淀屋橋駅での地下鉄線連絡にも影響がない。
5)ラッシュ時間帯専用種別関係
・朝ラッシュ淀屋橋行きライナー
現行の列車に大きな時間変更はないが、京橋駅8時12分着とラッシュのピーク時間帯にライナーが設定される。
・通勤快急、通勤準急
本数を減らすことになる。これにより守口市駅に停車する列車の本数が増えることになる。
・夕ラッシュ出町柳行きライナー
既存のライナー時刻も変更し、淀屋橋18時~21時正刻発のライナーが1時間ごとに運転となる。
II.大津線
こちらもほぼ既報通りのダイヤ改正で、石山坂本線で、近江神宮止まりとなる列車が昼間時間帯半数設定される。(京津線と連絡するのは坂本比叡山口ー石山寺間の列車)
また学休期のダイヤに関しても都度通知するとした。
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