【小ネタ】「オタク君さぁ」を回避する術

オタク考

何をそんな仰々しい、同じ人じゃないかと思われるが、まあ落ち着いて聞いていただきたい。

いわゆる「オタク君さぁ」という嫌われるムーブメントを回避するのはどうすればいいのか?ということを考えたい。となるとオタクという存在がいかなるものであるが、どういう特質であるかを定義するべきなのだが、それは過去にある程度はやっている。ひとまず過去に定義したところでいえば、「社会生活に必要な程度を超えてあるコト(対象)に興味があり、具体的な行動を起こす人」ととなる。その中で対象への分解能が社会生活に必要な程度を超えて上がっているという前提で進めていく(ここでいう分解能は例えば鉄道オタクであれば223系と225系の違いがはっきりと分かる、更に番台区分、更に編成とどんどん深化していくことを指す)。

そのうえで今回の本題としてはオタクが非オタ(別種のオタクも含む)と喋るときにどういうことを心得ておくべきか、どのようにすれば適切なコミュニケーションを図ることができるかという話である。

よく言われる例を挙げよう。例えば「札幌から釧路まで電車に乗っ…」「いやそれは電車じゃなくて気動車で、いや電気式気動車だし云々ギャー」というアレである。すなわち、相手の対象に対する分解能との差を理解しようともせず自分の知識がいざ開けだせるとなったタイミングでなりふり構わず吐き出すという姿勢に対して、非オタクは「オタク君さぁ…」と思うのである(たぶんもう後戻りできない人間が言う事ではない)。

そもそもオタクというのは、相手に共通の了解が成り立たないと著しく困難を来たす営為である。なので、こう、なんというか、強く生きよう。