【酒タバコ】関税を払ってみた!税関職員を困惑させる
日本に帰国するときのCIQで一番最後に構えているのが税関である。海外で購入した物品を輸入するという建前で税金を取ってくるところである。
ところで、輸入には免税範囲が定められている。今回それをわずかに超えて関税を支払ったという話である。なお、あくまで今回税関職員が私の輸入に対して個別具体的にそう判断したという話であって、毎度の判断に従っていただきたい旨あらかじめ書いておきます。ほんと京都大学に居るとちょっとしたことでも捕まりかねないので気を付けないと。
そもそもの免税範囲
税関のHPにある通り、免税範囲は記事執筆時点で以下の通りである。
酒は760mlが3本、2280mlまで。なお、ビールが一番安い。
タバコは紙巻きたばこ200本相当まで。
香水は2オンスまでで、オーデコロン、オードトワレは含まれない。
その他の物は海外市価が1万円を超えないものは免税で、それ以外のもので20万円以内で免税になる。ただし、20万円以内に収まらないものに課税される(例、7万円のもの3つを購入したら、2個が免税、1個が課税)。
また、その際に税関は心優しくも、旅行者に有利なものを免税にして計算してくださる(同HPに参考計算例が載っている)。
因みに関税定率法3条の2第1項・同付表第一などが根拠法令です。これ以上は沼なので調べてません。
というわけで今回私は、以下のものを持ち込んだ。
【酒類について】総計2745ml
ビール500+330+330+330ml
薬用酒?1300ml
リキュール300+360ml
ウオッカ275ml
【タバコについて】1カートンと1箱総計220本
タバコは結構ショッキングな柄をしていたので伏せておきます
そう、微妙に免税範囲を超える分だけを持ち込んだのである。というか、一生に一回くらい関税を払う機会があってもいいかなと思ったのとどうせブログのネタになるだろうという打算でやりました。
税関申告書の記入
まず飛行機内で税関申告書を記入する。今であればVisit Japan Webでの申告も可能であるが、こんな微妙な申告なので紙の方が便利だろうと判断した。
税関申告書には酒を「約4本相当」、タバコを「220本」と記入した。
税関での手続き
以下、荷物を受け取って税関での手続きの様子を覚えている限り書き起こした。
私「すみません、少しややこしいんですが、」
職員A「何がいくつですか?」
私「タバコが、1カートンと1箱、でお酒が数を買ったので書き起こしたんですが、こういう感じです(上に掲げたものを提示)」
A「あー、ちょっとはみ出てるんですね、誰かお連れの方はいませんか2?」
私「いいえ、お見せしたほうがいいですか」
A「いや結構です。まあ、かかっても100円くらいだと思いますけど、ちょっと確認しますね、少しそれてお待ちください」(パソコンに計算しにいく)
私(え、タバコは…?)
A「もしお支払になるのであれば、現金ですか、クレジットカードですか?」
私(クレカ行けるの?3)「現金で」
隣にいた職員B「どれくらいかったんですか?」
私「2.7リットルほどです」
B「あーちょっとはみ出てるんやね」
A「お待たせしました、関税かかりません。ビール465mlがリッター200円で、92円なので、100円単位切り捨てで0円です」
私「え、でも物単位で言えば500mlだから100円かかるんじゃないんですか」
A「私もそう思ってたんですが…いやぁ勉強になりました」
確かにふつう免税店で買ってくるお酒ばっかり考えてて、こんな台湾のファミマとかで買ってくるようなお酒で関税がかかることを税関職員も勉強してないだろうし、まあご負担をお掛けしたなという感じではある。反省はしていない。
ひとまず、ここで確認すると、酒については、その他の物品のように「7万円のもの3つを購入したら、2個が免税、1個が課税」のような形ではなく、純粋にはみ出たところにだけ課税されるということになっているようである。そして、100円単位切り捨てということで0円が課税という事になったようである。一応図解しておこう。ちなみに当該職員の方もシステムに入力して気付いておられたので、お互いにびっくりしたところである。
(続き)
A(あ、じゃあみたいな感じだった)
私「え、たばこのぶんって」
A「1箱って、あなたが吸われているものでしょ4?」
私「いえ、違います」
A「あっ、ちょっとお待ちください」(Bに対して多少説明して)「どうします?」
B「じゃあいきましょう」
A「1本15本なので300円です」
そして、プリンターからA4の紙を持って、別の職員が仰々しく持ち運び式の金庫を事務室から持ち出してきた。私から1000円札を受け取ると、A4の紙にハンコを押してミシン目でちぎり、お釣りをその仰々しい金庫から100円玉を持ってきて、ご丁寧に7枚並べて合っているか確認を求められた。税関側の手続きを待っている間、後ろの列を見てみると、もうひとり、かなりの関税を払っておられる方が居て、それもあって非常に列が長引いていた。手続きの時間としては、特殊例なことと、一回納税告知書への航空機番号を間違えて印刷したことも相まって15分ほどであった。普通は10分くらいだと思います。
上で書いたそのA4の紙の片割れがこれである。納税告知書と領収書である。裏面は行政手続きに不服がある場合の手続きについて教示するものであるが、再調査の請求(任意)、審査請求、訴訟(審査請求前置が原則)という3つの手続きについて原則例外をご丁寧に記載しているので、非常に細かい。
余談
タバコの価格を考えると、1箱300円のたばこ税がかかってるので、140台湾元であることを考えれば1000円近くですね。
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