JR四国 25年春ダイヤ改正詳報 その1(普通列車関係)

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JR四国のダイヤ改正についてできる限り詳報する。

2025年3月ダイヤ改正について

これまでのダイヤ改正でのJR四国のパターンダイヤ路線を列挙すると以下の通りである。

<参考>過去のパターンダイヤ例

2019年ダイヤ改正 牟岐線 徳島~阿南間 ニュースリリース
2020年ダイヤ改正 予讃線 高松口ダイヤ調整 ニュースリリース
2021年ダイヤ改正 土讃線 高知~土佐山田間
2021年ダイヤ改正 徳島線 徳島~穴吹間 ニュースリリース
2022年ダイヤ改正 高徳線 徳島~板野間
2022年ダイヤ改正 鳴門線 徳島~鳴門間 ニュースリリース 
2024年ダイヤ改正 土讃線 高知~伊野間 ニュースリリース
2024年ダイヤ改正 高徳線 高松~引田間

しかし今回はやたら設定区間が多いのでみていこう。

予讃線:高松~多度津間 拡大

下り10~20時台のパターンダイヤのうち、18時台が崩れているのを治している。

【高松駅発車場面現行】
18時:14快速 19普通 27特急 42普通 59特急
【高松駅発車場面改正】
18時:13快速 25普通     52普通 59特急

※18時27分発特急はしまんと7号。併結を取りやめる

また、上り(多度津駅発車場面)は11時~16時台から19時台まで拡大する。またパターンダイヤ区間でもかなりダイヤを整えているように思われる。しかし、17~19時台をパターンダイヤと呼ぶには程遠いような気もする。単純に17時02分発快速を足して少々時刻調整しているだけにしか見えない。

予讃線:伊予西条~松山間(時刻統一)

ここは「時刻統一」という若干緩やかな表現を使っている。特急のパターンダイヤ化が出来なかったためであろう。

下りは、伊予西条駅発車場面の普通列車の自国を10時台以降は0分に整えている(10時54分発を除く)。10時から19時までは毎時1本のようにみえる。なんなら伊予西条発普通列車はは15本から16本に増発になっている。
今治駅から松山方面はどうか。こちらも10時台から19時台で2~6分発に整えている。これも普通列車の本数を数えると、18本から17本になっている。何等かの調整が入っていると思われる。

上りは、今治駅発場面で12~18時台で25分発となっている。それ以外にも10時06分発が増えている。松山駅発場面では、10時台から16時台が58分発となっている(そのほか11,13,16時台にもう1本ずつある。)。本数は、22本で変わっていない。

予讃線:松山~宇和島間 新規設定

こちらは、宇和海ごとパターンダイヤ化に成功している。

松山駅発車場面では、10時台から20時台のが30分発、普通列車についていえば、8時台から21時台まで45分発で揃えている。八幡浜から松山方面、松山から宇和島方面は1往復減っているように見受けられる。しかし、伊予長浜経由も含めてパターンダイヤ化しているのではないかと思われる(リリース上内子経由の限定はかかっている。)。

松山駅からの最終が繰り下がっているのに自慢しないのは何故なのか理解できない。

予土線:江川崎~宇和島間 新規設定

こちらは2時間ごとのパターンダイヤで、江川崎発は7,9,11,13,15,17,19時発と20時44分発で本数に変更はない。宇和島発は5時46分発、7時27分発、9時34分発、11,13,15,17,19時27分発と21時11分発で、11本から9本に減っている。近永行が3本あったが、これと関連しているのだろうか…?

特急南風

特急南風も多度津から高知方面概ね47分発、阿波池田24分発、阿波池田から多度津方面23分発、琴平から概ね47分発となっている。阿波池田駅時刻表で示されている普通列車の本数は減っていない。ただし、大歩危ー高知間で1往復減っている。

土讃線:多度津~琴平間 新規設定

ここについては、単なるダイヤ修正にしか見えないので普通列車抜き書きの時刻を置いておく

土讃線:土佐山田~高知間 拡大

こちらは9時台から15時台を9時台から18時台まで伸ばすものである。

【土佐山田駅 高知方面】
9~14時台:33分
15時台:41分→33分
16時台:12分、48分→3分、30分
17時台:33分
18時台:17分、25分→30分

【高知駅 土佐山田方面】
9時台:19分、45分
10~14時台:15分、45分
15時台:15分、27分→15分、45分
16時台:15分、42分→15分、45分
17時台:18分、34分、49分→29分、49分

太字の列車は阿波池田ー高知間列車のうち、大歩危ー高知間が運転取りやめとなったところである。

高徳線:高松~引田間 拡大

パターンダイヤ時間帯を10~16時台から9~20時台に拡張する。約1往復程度減便されているようにも見受けられる。

高徳線・鳴門線:板野・鳴門~徳島間 拡大

こちらも同様である。なお、板野~徳島間は徳島方面-2本、板野方面-3本の削減となっている。

牟岐線:徳島~阿南間 拡大

パターンダイヤの元祖である牟岐線でもパターンダイヤを拡大する。その際特急「むろと」も廃止される。普通列車の本数に変更はない。

【徳島駅 阿南方面】
19時:00 33特 →00 30
20時:00 30  →00 30
21時:30    →30
22時:10 55  →55
【阿南駅 徳島方面】
9~18時:26 56
19時:23→26 56
20時:02→56
21時:00→
22時:05→03

徳島駅

徳島駅のタクトダイヤ実施時間帯を10時台から19時台までに一挙拡大する。