京浜東北線・横須賀線でも集中工事実施へ
JR東日本は、京浜東北線及び横須賀線でも集中工事を実施する旨をリリースした
安全安定輸送の更なる向上とメンテナンス業務変革の両立をめざします
~「メンテナンス作業・工事は夜」という当たり前を超えて「働き方」を改革します~
見出しの適否や、「「メンテナンス作業・工事といえば夜間作業」というこれまでの当たり前から、「メンテナンス作業・工事は日中時間帯にも実施」という常態へのシフトをめざします。」という言い回しの是非はおいておいて、各論を確認しよう。
京浜東北線
京浜東北線のうち、山手線と並走する田端~東京~田町間で、平日連続3日間の日中時間帯工事を実施する。この間、京浜東北線は山手線の線路を使用して運転することとなる。このような工事は、もともと同区間の山手線利用でのリフレッシュ工事は行われていたものであり、約20年ぶりに復活するものである。
(正確な年号をとらえることができないので、コメントでぜひお知らせください)
横須賀線
横須賀線(東京~品川間)では昼夜連続工事と称して、昼間の列車運行を止めて工事を行う。金曜日の終電から土曜日を全列車運休として、日曜日の始発までトンネルの工事をするとしている。
なお、横須賀線では2025年3月ダイヤ改正(リリース)で始発、最終を繰り下げている。すなわち、もともと東京4時55分発だった初電は品川始発(東京の始発は5時24分に変更)、品川24時06分発最終東京行きは品川止(東京行きの最終は、品川23時52分発に変更)されており、30分の間合いを確保している。それでもなお、保守工事に際しては線路閉鎖と停電を行う必要があり、実際の作業時間はごく短時間に限られている。そうだとすると、これだけの夜間作業を日中に行えることが望ましいということである。
都市部においては、複数の路線系統があるために、ローカル線よりも利用者それぞれへの影響は小さいと考えられる(尤も、影響する人数は多い)。
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