西日本どこまで”2DAYS”【旅行記Day1】

2024年9月25日未分類

西日本どこまで4DAYSという切符が売っていた。このきっぷはJR西日本在来線と智頭急行を4日連続で乗車できるもので、特急に対しては運賃部分が有効になる(特急券だけ買えば良い)という代物である。
お値段は9800円。日割りにすると青春18きっぷとそこまで差がないというところで4日連続というところでハードルが上がっていた。
そこで2日で分けて使おうとなり、絵描きのYさんよりきっぷを受け取り(受け取る様子もどこかで書きたい)2日間乗り潰しをしてきた。

というわけでDay1。3月19日日曜日。

①京都駅6:58→大阪駅7:33 快速|網干
京都から通過運転を行う快速電車、今や少数派で土休日ダイヤだとこれが一番最後。長岡京では米原行の快速とすれ違いながら移動。元々の予定だと7時29分発の新快速で相生まで一直線!だったのが早めに出れたのでこうなった。さて何をしたかといえば…?

②大阪駅7:48→姫路駅8:53 特急はまかぜ1号|鳥取
個人的には数年来乗りたかったはまかぜ号に乗車。2023年春ダイヤ改正まではこの時刻は臨時列車かにカニはまかぜ号、浜坂行きであったところ。189系を2編成つないだ堂々6両編成で鳥取まで4時間20分の旅である。モノクラスの特急列車で、このはまかぜ号のためだけの車両形式である。

▲1号車はガラガラだが、予約状況を見ると結構混んでました。
いざ車内に乗り込むとそれなりに人は乗っていた。勿論こんな姫路なんかで降りる人は居ない。姫路で方向転換するために5分停車するから、「自動販売機はございませんので、姫路駅停車中にご購入下さい」との放送がずっと入っていた。三ノ宮、神戸、明石、加古川(臨時停車)、姫路と停車していく。姫路まで1時間4分。新快速とスピードがほぼ変わらない気動車列車であるのに軽快に走っていく。J-WESTチケットレスという前日からの購入可となるチケットレス特急券だと750円である。安いと思ってしまうのはもう末期である。

姫路駅着。播但線ホームではなく、山陽線下りホームに着く。ここから結構人も乗ってきて、方向転換する。座席も協力して変えてくださいとのこと。

播但線ホームには城崎温泉からのはまかぜ2号大阪行が停車していた。

③姫路駅9:10→相生駅9:29 新快速|播州赤穂

223系電車の方向幕がLEDである。ここまで12両編成で、後ろ4両を切り離す。午前中に赤穂線に直通する新快速はこの1本のみである。1号車のトイレに行こうとしたらずっと使用中のまま、20分が経過した。

③相生駅9:32→岡山駅10:38 普通|岡山
所謂相生ダッシュのイベントが発生する。が、8両から7両なので、そこまで厳しくない回だったようで、取りあえず椅子を確保。姫路からたまたま知り合いと乗り合わせていたのでずっと駄弁っていた。先頭1号車だったので、人が乗ってきそうなところの混雑度は分からなかった。

さて、岡山駅でやくも9号に乗り換えて向かうかと思ったが、国鉄色塗装で自由席も指定席もグリーン車まで満杯。流石にこれにお金を出してまで向かうつもりもなく、後続の普通電車へ。

▲特急やくも号。

④岡山駅11:14→新見駅12:46 普通|新見
西大寺からの3両編成。清音から総社で駅員さんが乗ってきていた。駅弁が売り切れていたのでセブンでおにぎりを買って食いつつ向かう。日羽駅は里山が眼下に開けており絶景。

▲日羽駅。
伯備線は備中高梁まで1時間に1-2本。同駅には市立図書館が併設されている。
次の木野山から北はドアは手動扱い。車掌さんが往復していて、駅間の長い方谷ー井倉で検札でもするのかと思えば全然その気配もなかった。石蟹駅で特急との待ち合わせで停車する間に少し撮影。

▲空いてるドアから降りてきました。

新見駅に着く。伯備線は5・6番線を発着する。ちなみに同駅は市の中心から離れている。

地下道を通って1・2番乗り場に向かう。と言いつつ、下の写真は改札側からの写真です。

▲備後落合行と津山行。どちらもキハ120系気動車の単行である。

⑤新見駅13:02→備後落合駅14:28 ワンマン|備後落合

この区間までは岡山支社の管轄である。乗客は50人ほど。この手のローカル線は評定が遅いので、どんなもんかと身構えていたら東城まで25キロメートル徐行、いわゆる「必殺徐行」は2区間、両方とも100m未満だった。あ、そんなもんかと思ってみていたらその先は徐行、徐行、徐行。800m程度の区間もあり、最後道後山からは15分もかかっていた。

備後落合駅は前も来た事があったが、その時は倒木もあって、キハ120系3色が落ち合うこともなかった。その時の記事はこちらを見ていただきたい。
今回は3色揃う3分間を見ることができた。

▲手前が宍道行き、紫の汽車が三次行き、奥が新見行き。

⑥備後落合駅14:39→三次駅16:01 ワンマン|三次
やはり備後落合から比婆山までは徐行が多め。広島支社のキハ120系は、駅発車後放送がなく、到着前に「次は」と放送が入る。
備後庄原駅にまで来ると漸く人が乗ってきた。尤も、対向の備後落合行はその先の連絡がないためか旅行者すら載っていない有様であった。

▲備後庄原駅。庄原市が委託を受けて改札ときっぷの販売をしている。
福塩線が合流する塩町駅からは駅間が短くなる。福塩線に乗り継ぐつもりだったが、どうせ1時間以上待たされるのでそのまま三次に向かう。
三次駅は過去に来たこともあったが前回は乗り継ぎでそこまで駅舎を見ることもできなかった。広島方面は快速列車「みよしライナー」に乗り継ぎがあった。

▲三次駅。左3番乗り場が三次止めの汽車。右側1番乗り場が快速広島行きである。

▲駅の反対側に伸びる跨線橋(自由通路)。こちら側に改札はない。留置線を上から眺めやすい。

▲三江線の108㎞ポスト。

キハ120系2両編成が広島からやってきて府中行に化ける。切り離し作業を見ることができた。

▲右側が府中行である。
⑦三次駅16:50→府中駅18:38 ワンマン|府中
20人弱の利用者で進んでいく。オールロングシートのキハ120系で、ずっと空いたままであった。ちなみにこの区間は昼間に全く運転がなく、府中・三次を12時台に発車する列車は指定日臨時扱いになっている。それなりのスピードで飛ばしていて、どんどん進んでいく。日没も近づいていく。
府中駅に至る。

▲府中駅

⑧府中駅18:42→福山駅19:30 普通|福山
105系2両編成を2編成つないで、運転される。ここから2-3分に1駅小気味良く止まっていく。

▲万能倉駅で湘南色と離合する。
福山駅に着くと井原鉄道線総社行きの汽車が停車していた。

そういえば福山駅は新幹線の高架の真下で在来線のホームが結構暗い。

夜間はもう特に眺めているわけでもないのでダイジェストで。呉線経由は回避。

⑨福山駅19:40→糸崎駅20:07 普通|糸崎
折り返し備前片上行きになる。

▲糸崎駅。広島方面は呉線に直通することもあるので山陽線を敢えて記載しているのか?と踏んでいる。

⑩糸崎駅20:09→横川駅21:36 普通|岩国

▲RedWingはこうやって編成間をちゃんと使えるようにしているのに…(ああアーバンネットワーク)

横川駅前の快活で寝る。 Day2はこちら