11月旅行記Day1 【名門大洋フェリー乗船記】

2024年4月26日旅行記

※あのこんなに引っ張ることになるとは思いませんでした。
【お詫び】誤字を訂正いたしました(誤:名門洋フェリー 正:名門洋フェリー)
ご指摘いただいた方に感謝申し上げます

11月中旬から下旬にかけて、弊学では学園祭がある。そしてその期間、出展をしなければ丸々休みとなる。もちろんすべてが休みになったわけではないのだが、ある程度休みをまとまって作ることができた。となればやることは一つ、旅行である。なんやかんや計画を立てていくうちに大層なものになった。今回はそのおはなし。

Day111月18日金曜日

午後に履修している授業がないことを奇貨としてまずは大学を離れる。京阪電車に乗って大阪市内へと向かう。そしてその目的地は…という前に天王寺に寄った。というのも中学時代から使っていた革財布を修理に出していたからである。無事旅行に添い遂げさせることができた。

さてあらためて目的地へと向かう。御堂筋線から大国町で降りて、現代に復活したヒゲ文字を眺めつつ今度は四つ橋線で住之江公園へ。

↑地下鉄だなあ
ニュートラムへ乗り換える。ニュートラムはフルスクリーンドアがある。住之江公園の駅はなぜか片方のホームだけがガラス張りの上に塗装が施してある。なぜかと思って剥げているところから見渡せば競艇場があった。
そんなことに今更気づきつつも前面展望かぶりつきの席を確保して10分弱。フェリーターミナル駅に着く。フェリーターミナルとはまさしく字のごとくで、改札から連絡通路のまま大阪南港フェリーターミナルに着いた。目的地は北九州・新門司港である。
本当ならそのまま待合室で待てばいいが、今回は「全国旅行支援」なるものを利用するためにきっぷ売り場に並ぶ。既にこの記事が出る頃には終了しているものかもしれないが、新型コロナウイルス感染症による落ち込みに対しての観光需要喚起策として、ワクチン接種3回実施もしくは同感染症の検査で陰性を示した場合に①宿泊を伴う旅行が最大40%引き(8000円まで)②宿泊地の都道府県で利用できる金券が3000円分(休日内の宿泊は1000円)という特典を受けられるものである。宿泊機能を備える名門太洋フェリーでもこれが有効となったのだ。
しかもこれだけではない。今回ツーリスト運賃(正規運賃9050円)につき、就航記念だかで期間限定で4割引きとなっていた。これで5430円。この値段に対して先の割引がかかって3258円。そして3000円分の金券というのだから太っ腹の極みである。


↑これを見ればよくわかるでしょう。

えてして乗船。17時発の本船、観光団体もあってわりかし混んでいた。既に東予行きのオレンジフェリーが停泊していた。もう冬である、出港の頃には陽が沈みかかっていた。


↑あーエモい

ツーリストは2段セパレート式寝台である。寝るだけにしては丁度いい感じである。とりあえず先の金券と合わせて夕食・明日の朝食の食事券を手に入れる。皆もう既に酒盛りなさっていたが、これから旅するのだし、と思い自重した。夕食の一押しはカツオのたたきらしい。

↑食いすぎとはこのこと。

↑船なのに鎖がない??

↑反対側には人が居ません
腹一杯に食して少し夜風を浴びに行く。それから浴場で風呂に入って、お土産も仕入れつつ、明日も早いし寝…れなかった。9時過ぎに目が覚めてしまった。そっから船内をふらついては横になってを繰り返し、オリオン座を見て感動してようやく寝た。
しかしそううかうかしていられないのがこの名門大洋フェリーである。というのも新門司港着は5時30分。朝食は4時30分から5時10分。一応軽朝食とのことだが、サラダもあって非常に腹が膨れた。そのまま下船する。徒歩連絡橋の解放時刻が5時半丁度だったのがちょっと怖い。ここから連絡バスに乗って小倉駅に向かうのであった。