【Yahoo!乗換案内】スマホ時刻表は使いやすいの?? Part1
本当にスマホアプリのほうが時刻表としての役割を果たしているのか??
というお話。今回は乗換案内のアプリである「Yahoo!乗換案内」を取り上げる。リンクは以下
https://transit.yahoo.co.jp/smartphone/app/
4000万DLをされているアプリであるから第一回に取り上げるにふさわしいだろう。
↑画像は上記リンクから。日本人の1/3が使っていると考えれば凄い…
乗換案内アプリとしては始発終電検索や、IC運賃検索、乗り換え時間などの詳細設定を行えた上で、時間順、乗換回数(の少ない)順、料金順でのソートが行える。
↑新宿から横浜までの乗換案内。料金順と所要時間順で結果が異なる。
各駅ごとの時刻表を調べる場合でもさも紙の時刻表を調べるかのようにできる。(以下の画像の通り)
ある駅の時刻表を出す→時刻欄をタップ→列車時刻が出る→駅名をタップ→駅の方面一覧が出る→路線/方面を選択→一つ前の列車の時刻に合わせた部分がハイライトされる→列車時刻を表示…というやり方で時刻検索ができる
という仕組みではあるが、多少のデメリットがある。通例乗り換え駅とされるところでも駅名が違う場合は上記の方法が使えない。
上記の例では「なんば」と検索すると南海線の難波、地下鉄のなんば、近鉄阪神の大阪難波、そしてJR線のJR難波がそれぞれ別の駅として検索が出る。この場合上記の検索は不可能であるし、下記の通りに乗り換え検索でも徒歩での移動が明記される。
さて、時刻表としての見やすさであるが、下の写真の左部のように詳細を表示するパターンと真ん中のように時刻と行き先のイニシャルだけを簡易に表示するものがある。(更に何気に土曜日検索も対応している)そして行き先や種別でソートすることもできる。本数がある程度少ない分には使いやすいが、毎時6本以上になると簡易表示でやや見づらくなる。(アプリがある場合、銀座線や御堂筋線の駅で調べてみるとわかるようにかなり見づらい)
更に種別が特急、快速、普通と少ない場合であれば色もかなり正確に対応するが、種別が多い場合だとわかりづらくなる。以下は京阪寝屋川市駅のものであるが
平日の場合赤色は通勤準急[通]、黒色[勤]は通勤快急である
土休日の場合、赤色は急行[急]などとなっている。
無理して説明を加えなくても色を見るだけで種別が分かりにくい(駅の案内と一致しない部分がどうしても多くなる)だけでなく、平日と土休日で同じ駅でも記法が異なるということが起こっている。
↑京阪寝屋川市駅の時刻表(抜粋)。◆が土休日についているが、これは記事執筆時点で京阪が土休日で臨時ダイヤを施行しているため。
さらにデメリットをあえて挙げるとすれば紙の時刻表で可能であった各駅ごとの時刻全体を概観することができないことがある。
というわけで今回のYahoo!乗換案内の使いやすさについてまとめてみると
・乗換案内としての精度や、移動手段ごとのカスタマイズはかなりしやすい
・本数が一定程度以下の駅時刻表は紙媒体より使いやすいかもしれない
・本数や種別が多くなると使いづらい場面が増える(各社の種別色を反映していないことも一因)
というところに落ち着く。
次回は阪急電鉄がHPで提供する時刻表について検討してみる予定だ。
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