JR東 支社制度の大幅見直しへ

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JR東日本は、「JR 東日本グループのさらなる飛躍に向けた新たな組織と働き方~事業運営体制と人事・賃金制度の「当たり前」を超えていきます~」なるニュースリリースを出した。Suicaのときも当たり前を超えますと仰っていたような…

特に鉄道オタク的な話でいうなら、2本部・10支社体制を36事業本部に改めるというものである。国鉄由来の支社制度がここに終わるということになる。
【参考:2本部10支社(管轄エリア図魚拓済)】首都圏本部(旧東京支社)・横浜支社・八王子支社・大宮支社・高崎支社・水戸支社・千葉支社・東北本部(旧仙台支社)・盛岡支社・秋田支社・新潟支社・長野支社
(※東北本部内に山形支店、福島支店、盛岡支社内に青森支店)

【事業本部の単位】
青森・盛岡・仙台・秋田・山形・庄内・福島・浜通り・水戸・土浦・栃木・群馬・新潟・長岡・山梨・長野・松本・大宮・浦和・熊谷・武蔵野・千葉・房総・京葉総武・松戸・東京・品川・新宿・上野・渋谷・池袋・八王子・立川・横浜・川崎・湘南

今後対照表を作るとは思いますが…これはえげつないくわけである。JR西日本のかつての地域鉄道部かと思うくらい細かく分割されているところもあるが、一方で東北は今までの支社と同じくらいの細かさだったりするところもある。

また、この狙いは現業と非現業のつながりを意識しているという理由付けのようである。

次いで、賃金制度について、基本給について「毎年度一律の昇給額を支給する「定期昇給」など、賃金制度の「当たり前」を超えていきます。」とまあ恐ろしいことが書いてある。もちろん、言い方がきついだけで、昇給額の区分が行われること、資格取得に伴う昇給(※一時手当でない)をも行うというということが書かれている。

もっとも今後労使協議が行われるとのことである。