2022年夏の旅行記その1 Day2 【倒木】

2024年8月26日未分類

さて出雲市からは同行者と共に。奥出雲おろち号に乗る。

といいつつ自分が鈍行の初発である122Dで宍道に向かう一方で同行者は敢えてやくもに乗る予定だった。

6:08 普通122D|米子 宍道まで

宍道駅に着くキハ126型気動車。宍道駅は一部特急が通過するため警告の標識がある。
すると安来で特急が事故を起こして、やくも6号は運休。ややこしいことになった…
なんとか同行者は宍道で合流。

待ってる間に色々写真を撮っていたのでそのうち一つを。

↑木次線上り1本目1442D(木次→宍道)

奥出雲おろち号まで2時間ほどある。目的はもう一つ。山陰本線の快速のためである。
これは出雲横田を5時30分に出て、宍道から山陰本線に乗り入れる。来待と玉造温泉を通過、乃木に停車し終点松江に至る。そのため山陰本線の遅れの影響を受けずにやってきた。

7:19 快速3444D|松江 松江まで

↑宍道駅到着直後 ↓すぐに幕が快速に替えられる。

なんと2両ツーマンであった。よくよく見てみれば「ワンマン」灯が下げられている。上の写真と見比べてほしい。
キハ120系が90km/hで飛ばしているのは本当に珍しい(が、満員につき写真が取れていない)。


松江着。折り返しの列車の宍道行きもどうやらツーマンである。
その様子を尻目にドトールで朝食。


松江より東は運転見合わせになっていた。危ない危ない。


抑止されているのであろうやくも8号は国鉄塗装。

てなわけで一旦宍道に戻る。
7:58 普通131D|宍道 宍道まで

同じ車掌・運転士でのツーマン運転だった。

宍道駅駅舎はこんな感じ。瑞風の看板もある。


奥出雲おろち号に乗り継げる木次行きに乗る。
9:09 普通1445D|木次 木次まで
10分遅れ程で発車。スーパーまつかぜからの接続を待つためだったらしい(が1人も乗り換えに来なかった)



↑出雲市からの延長運転はこの日ではなかった。残念。


木次駅。雲南市の中心駅。

モニュメントってやつ?

さて奥出雲おろち号は2番乗り場へ入線。12系客車とトロッコ車両を連結した編成である。

10:08 トロッコ8421「奥出雲おろち号」|出雲横田

控車はこんな感じ(敢えてセピアで撮影してみた)。リネンは外されている。簡易リクライニングシートも今や珍しい。
発車直前までアイスを売りに来てる方が居たり。
列車遅れによって、ジャンボタクシーからの接続待ちをするために20分おくれでの出発となった。

雰囲気を出すランプ。

そしてそれがトンネルだとこんな感じ。トンネル内が涼しいことはトロッコに乗ってみないと分からないもんだろう。

出雲三成からどこぞの団体(企画旅行っぽい)が乗ってきて定員きっちり埋まった。さて腹ごしらえといったところで飯をば。


山間を縫うように進んでいるところでトラブル発生。八川ー出雲坂根間である。


ドアコックを扱って運転士・車掌が下りる。そしてどうするかと言うと


鋸で切断である。(車内に積んでいなかったために近隣の工事現場から借りてきたという)。

切除後の様子はこの通り。車内は拍手喝采。

約63分遅れで列車は出雲坂根駅に到着。借りた鋸はどうやら壊れていたらしいが、JRの保守作業員が着いており「お守り」として鋸を載せていた。
(因みに木次線を走るキハ120には鋸が前もって搭載されているようである。)


駅には延命水とやらがある。短い停車時間の中で汲んでみる。


三段スイッチバック。


2-3段目のところ。左に向かえば山を登って三井野原駅。

上ってきた線路を見ることができるのもスイッチバックならではだろう。

三井野原駅着。団体さん方は降りて行った。

そうこうしている間に車掌さんが乗り継ぎの確認に来る。備後落合では2時間ほどの時間があるから問題ないのだが、折り返してトロッコに乗り、更にサンライズ出雲号に乗るという方もいるらしく念のため乗り継ぎの確認を取っているわけである。


車窓の前面展望はこんな感じ。車両限界に葉が触れているようである。

そんなこんなで備後落合駅。


ここまでくると芸備線の利用促進の話題に染まっている。


有志の駅ガイドが往年の備後落合駅の様子や、国鉄時代の話をしてくださっている(本当だったら2時間ある待ち時間でたっぷり聴けたというところが悔やまれる)。


備後落合駅といえば14時台に木次線、芸備線の上下列車が揃うことで有名だが、木次線は先の倒木で代行輸送に。。。左は岡山支社のキハ120、右は広島支社である。

14:43 普通359D|三次 三次まで

18きっぱーで混んでいる。画像は塩町駅。


三次駅。意外とコンパクト。


(ラインカラーが路線記号導入前の過渡期のものである)

そしてこの先の広島までもキハ120系ワンマン列車(流石に2両編成)である。
どうやらキハ120系が広島まで来るのは本数が少なく、ほとんどはキハ40である。実際すれ違う列車はキハ40、車掌乗務列車ばかりである。
16:20 普通|広島


広島駅。ラインカラーが揃う。


宿までは広電を乗り継ぎ行くわけだが、まさかここで京都市交通局のヘッドマークを見ることになるとは。


参考までに。