JAL国内線リニューアルを読む
日本航空は、2026年4月1日から国内線サービスをリニューアルすると発表した。
その要点は以下の通りである
・ボーイング737-8型機を2027年度から導入
→ファーストクラス付、全国路線への拡大へ
・JALアプリのリニューアル
・「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」の名称変更、羽田空港はリニューアル
・短距離路線ファーストクラスの機内食を弁当スタイルへ変更
(長距離路線は従前どおり)
・機内誌を統合(機内販売はすでに終了済)
要するに地方路線にもファーストクラスを導入することを前提としたリニューアルである。現在のJAL国内線ファーストクラス(魚拓)は、東京~札幌・大阪・広島・福岡・鹿児島・沖縄・宮古・石垣及び大阪~札幌・沖縄の10路線に限定した導入である。東京~宮古・石垣及び大阪~札幌は2026年度の新規設定(リンク)であるし、機材も大型のものに限定(A350は12席、B787は6席、B767-300は5席)されているところである。他方、今回ファーストクラスの導入が発表された737-8は150席程度の機材であろうし、そうすると地方の幹線でもファーストクラスが見られるようになるであろう。
そうするとクラスJはどうなるのであろうかというところが気になる。737-8型機の座席は発表されていないため、順次姿を消す可能性もあるが、A350では最大94席設定されており、E190にも設定があることからして、そんなすぐに廃止とはならないであろうとみているところである。客単価が上がりづらいということはありそうであるが…現状、クラスJの値段感を見るために伊丹~羽田便の運賃を(恐らく底値になっている5月の平日で)調べてみると、
【スペシャルセイバー】
普通席 10470円
クラスJ 19270円
ファーストクラス 設定なし
【セイバー】
普通席 13550円
クラスJ 19490円
ファーストクラス 30490円
【フレックス】
普通席 32800円
クラスJ 37640円
ファーストクラス 47540円
という相場感であった。それ以外の運賃(2026年3月29日~10月24日)についてはプレスを参考されたい。まあ、アップグレード前提で埋まるような座席でもあるので、値段差を以て客単価がそこまで悪くないというのも無茶ではあるが、あくまで座席のみのサービスであるクラスJの意義が薄れるとまでは言えないと思うところである。
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