近鉄大阪線 23年ぶりに特急停車駅を追加へ

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近鉄及び香芝市は大阪線五位堂駅に特急が停車すること及び、両者の連携についてリリースを発表した。

近鉄大阪線五位堂駅の一部特急列車の停車駅への追加及び
これに関する近畿日本鉄道株式会社と香芝市との連携等について

これによれば、令和8年春ダイヤ改正において、以下の本数の特急が停車することとなる。

朝の難波・上本町行特急は平日7本、土休日8本。夕方の名張・松阪行特急は平日10本、土休日9本である。

近鉄大阪線で特急の新規停車が追加されるのは大和高田及び榛原が追加された平成15年3月ダイヤ変更(リリース)以来、実に23年ぶりである。このほか全線に拡げても、南大阪線古市駅の平成24年以来である。五位堂駅の利用者数はじわりじわりと伸びてきており、特に最近のダイヤ変更では、朝ラッシュ時間帯の化け急が目立つところである(例えば2020年ダイヤ変更)。

停車する特急を確認しておこう。まずは夕方のほうが簡単なので、そちらを見ると、名張・松阪行特急の合計本数と停車する本数は一致する。

停車すると見込まれる特急列車一覧 下り

【平日】
大阪上本町17:45・18:45・19:45発松阪行(この間難波から五十鈴川・宇治方面特急あり)
大阪難波 20:10・20:50・21:10・21:50松阪行
同    22:10・22:30・23:10

土休日はこのうち18:45発が鳥羽行となる(桔梗が丘には停車)

とすれば、”概ね”桔梗が丘駅に停車する特急と一致するだろうと見込むことができる。

一方上りも同じように名張・松阪始発について特に見てみると、若干土休日は予測しづらい感じになりそうである。

停車すると見込まれる特急列車一覧 上り

【平日】
名張  5:49発
伊賀神戸6:07発
松阪  5:53・6:22・7:05・7:41・8:09発
(名張 9:19発)
松阪7:05発、8:09発は桔梗が丘通過

【土休日】
名張  5:53発・6:19発(平日は伊賀神戸発のもの)
松阪  5:58・7:02・7:41・8:10発
(名張 9:14発)
平日松阪6:22発は五十鈴川始発(桔梗が丘には停車)
松阪7:05発、8:10発は桔梗が丘通過