大阪に来るなら「エンジョイエコカード(1日乗車券)」「回数カード」【Osaka Metro】

2024年4月26日大阪市交通局/Osaka Metro

大阪に来るなら1日乗車券と回数カードを買うべし、という話。もうこれに尽きる。

まず1日乗車券は大阪地下鉄・ニュートラム・シティバスに乗車できる。
地下鉄の範囲は以下の通り。

▲引用:Osaka Metroリーフレット「Osaka Metroお得なきっぷ」裏面
平日ダイヤは820円、土休日版は620円である。
これがどれほど破格であるかというと4区の運賃が340円、これで往復すると土休日版なら元が取れる。では4区といえばどの距離かといえば地下鉄の端から大阪市内に向かえば充分乗る距離になる。
初乗りは190円、2区だと240円、3~4回乗車すれば元が取れる。例えば梅田、難波、天王寺をめぐるとなればこれだけで1日乗車券がお得である。
この類の乗車券だと珍しくバスもBRTも乗ることができる。大阪市内きめ細やかにめぐることができるので旅をするにはありがたい(ユニバ行き、IKEA鶴浜行き、関西空港行リムジンバスは対象外となっている。オンデマンドバスも利用できない)。また、通天閣や大阪城、天保山の観覧車など観光施設の割引もある。
オタク趣味的なところで言えばこの券面の裏は乗車記録が20行ほど記載される。旅の思い出がしっかり残るというところもお勧めポイントである。

「でも元を取るほど1日で乗らないなあ」というときは回数カードがおススメである。定期券やPiTaPa枚スタイルを買うほどではないけれども週1回くらいは地下鉄に乗る人から、大阪に2,3年に1回はふらっと来るという人まで幅広く活用できる。

回数カードは購入額3000円に対して利用可能額は3300円。きっぷを投入するところに入れれば使える。勿論地下鉄・ニュートラム・バスで使えるだけでなくICカードを利用するときと同じくバス・地下鉄の乗継割引、バス・バスの乗継割引、梅田3駅の乗継割引が適用される。
入場時に初乗り運賃190円が天引きされる。残高が足らなければもう1枚買って2枚同時に投入すれば自動的に精算される(あるいは現金と合わせてきっぷを買う)。複数人で使うときは券売機で人数分引き換えれば足りる。
更にこの回数カード、一般的な回数券と違うところがある。有効期限が無期限である。数年かけて残高を使ってもいいとことがメリットである。もちろん市営地下鉄時代の回数カードも使える。

共通して言えることとして、券売機で買うと肌色の地味なデザインになるが、駅構内のローソンで買えば特徴的なデザインになる。

また、注意点として直通先である
・北大阪急行線(御堂筋線江坂より先千里中央方面)
・阪急電車(堺筋線天神橋筋六丁目より先北千里・高槻市方面)
・近鉄電車(中央線長田より先生駒方面)
範囲外である。駅での精算が必要になるので要注意。

参考:
1日乗車券「エンジョイエコカード」(Osaka Metro公式)
回数カード(Osaka Metro公式)
大阪の地下鉄が乗り放題!大阪観光におすすめの「エンジョイエコカード」を徹底解説!(Osaka-subway.com)
大阪の地下鉄に安く乗れる「回数カード」を大阪メトロマニアが徹底解説!(Osaka-subway.com)