11月旅行記Day3 【北部九州を1周】

2024年4月26日旅行記

Day3 11月20日日曜日
快活クラブから出てきたのは6時過ぎ。所望の汽車から時間があるので別府と大分を往復してみる。白いソニックで別府に向かい、そのまま普通電車で大分に戻る。

↑駅名標でっか
それでも時間があったのでホームをふらついていると「団体」の文字が。どうやら修学旅行臨だったらしく、なんとみどりとハウステンボス車両の8両併結でやってきた。自分が修学旅行で長崎本線を乗ったときは併結じゃなかった気がする…なんとまあ羨ましい。

↑修学旅行臨。不思議!!

↑エモい。エモい……
久大本線、豊肥本線の汽車を見つつしているとお目当ての列車が。九州横断特急熊本行きである。

キハ185系気動車にまた乗る。ちなみにマルスで英語で発券すると「Kyusyu-Odan-Tokkyu」となっていた。Trans-Kyusyu Limited Expressじゃなかった。この列車、非常に面白かったのでまた別で取り上げるかもしれない。とかく離合が多かっただけでなく、かなり混んでいた。指定席は7割ほど、自由席は5割ほどの乗車率だったように思う。駅間が長時間の列車であったのでそれだけでも特急に乗っている実感と、ワクワク感を演出してくれる(でもワンマン運転である)。大観峰の景色も、立野のスイッチバックも見ることができた。人が宮地、阿蘇辺りから混みはじめて室内は少し蒸されていたように思う。この辺りの話はまたどこかで。
熊本で何かしようかと思ったが、九州新幹線に乗り換える。10分も熊本駅に滞在していない。これを旅行と呼んでいいものだろうか。最早「移動」である。もとよりそのつもりであったから仕方あるまい。みずほ号に乗り換えると、グリーン車さながらの4列シートの普通車指定席である。いつの間にか久留米にもみずほが止まるようになっていた。


↑にしてもでけえ

博多駅に戻ってきて何をしようかと考えたが、ここはひとまず博多南線に乗ることにした。レールスター車両には普通個室もついているわけだが、この普通個室も4列シートの指定席も含めて8両まるまるが自由席扱いになっている(※グリーン車設備の車両はない)。そのためか親子連れがこぞって使っていた。車内表示は「この列車は博多南行きです。The next stop is Hakata-Minami」となっている。

↑Rail Star
8分ほどの旅、時速120kmでやってくる。途中までは九州新幹線と共用しているが在来線扱いである。途中熊本方面と離れると車庫が見えてくる。終点博多南は片面ホームである。東方に新幹線用の改札口がある(がICカードのリーダーはない)。

↑新幹線の改札口だがICのタッチするところだけは撤去されている。
一応列車別改札になっているようだが、毎時1本新幹線こだま号をここまで回送して清掃して博多行き(そのまま新幹線こだま号)としている。博多・博多南間は特急料金100円である。そら全列車特急なのに普通の料金を取られたらひとたまりもないだろう。

↑ブレブレ….
博多南駅で何をすると言うわけでもないのでそのまま戻る。
友人と博多で合流すると言う話をしていたので、合流してラーメンを食らう。ひとしきり喋ったあと白いソニックに乗って大分に向かう。指定席特急券を取ろうとしたらなんと埋まっていた。6両編成の白いソニックは自由席3両編成すべて満杯でなんなら立客が出ていたところ。停車駅は博多、折尾、黒崎、小倉、行橋、中津、別府、大分で、毎時2本あるソニックの速達のほうである(もう片方は香椎、戸畑、宇島、柳ヶ浦、宇佐、杵築にも停車する)。先の友人曰く「青いソニックより座席が柔らかい」とのこと。乗れてないんだわ…車掌さんは停車駅ごとに足しげく検札されていた。小倉で座席が反転し日豊線に入るがなおも乗客は多い。かなり混んだ状態で終点まで向かった。


↑本当に特急ばっかりだなあ

大分駅で座席指定券の1回分をどうしようかと思案した。長崎ー武雄ー門司港の最終リレーかもめにしておいた(ガラガラだったのでお許しいただきたい。せめてということで通路側にした)。2枚に分かれていたが、制度上は1枚扱いとなっていた。
ここからの目的地は西大分駅である。1駅日豊線の電車に乗る。中山香行きとのことで、どうやら珍しいらしい。JR九州名物の座席撤去も確認できた。西大分駅に着く。今年の春から無人駅になったらしい。コンテナが大量にある。駅舎を出て左前方を見てみるとJR貨物の西大分駅があった。なんだこっちの方が発達しているじゃないか…

↑西大分駅(貨物)